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News Release
09.Oct.2023

異彩作家が彩る、「ヘラルボニーバス」運行開始

〜岩手県北バス、みちのりHDとの共創の取り組み。盛岡バスセンター開業1周年を機に実施〜

株式会社ヘラルボニー(以下、ヘラルボニー)は、岩手県北自動車株式会社(以下、岩手県北バス)およびその親会社にあたる株式会社みちのりホールディングス(以下、みちのりHD)との共創の取り組みとして、異彩作家の作品が彩る盛岡市内循環バス、通称「ヘラルボニーバス」の運行を開始いたします。

なおバスのデザインは、2021年の盛岡新バスセンター工事の際、仮囲いに描かれたバスの絵を基に制作しました。私たちはこれからも岩手に根付く歴史を尊重しながら社会を前へ進める会社でありたいと考えています。

■「ヘラルボニーバス」が生まれるまでの物語

1960年。盛岡の街中に開業した旧盛岡バスセンターは、老朽化に伴いお色直しをすることに。

2021年7月。盛岡新バスセンターの建設工事が始まりました。工事現場と街の人たちの間にあったのは、大きな仮囲いです。

私たちはそれを街中に現れた大きな白いキャンパスに見立てました。その名も「Wall Art Museum」です。

新しいにぎわいの場ができることへのワクワク感を街の人に感じてもらえるようにこれまでのバスセンターや色鮮やかなバスの絵を描きました。

2022年10月。仮囲いが外され、新しいバスセンターが完成しました。盛岡新バスセンター完成後、この1年で利用した人の数は約97万人(※)です。

(近代建築社撮影)

そして、2023年10月。仮囲いに描かれたバスが「ヘラルボニーバス」として姿を現しました。

■もっと優しい「ヘラルボニーバス」とは?

ヘラルボニーが目指すのは「美しい」ただそれだけではありません。「ヘラルボニーだから大丈夫」と個性を受け入れやすい空間をつくり、利用される方々の心のハードルを下げることも重要だと考えています。そこで運行開始するヘラルボニーバスが「もっと優しいバス」になるためには、何が必要か。これをきっかけに全世代の方が、バスの利用について改めて考えるきっかけになればと下記の特別課外授業を企画・実施しました。

■特別課外授業

テーマ:「もっと優しいバス」とは?

  • 参加生徒:盛岡市立厨川中学校3年生(約30名)
  • 授業企画:及川仁美(盛岡市立厨川中学校教諭)

盛岡市の中学生に課題や解決策を提示してもらう特別課外授業を実施しました。

  • 事前授業:9月28日(木) 盛岡市立厨川中学校
  • 課外授業:10月4日(水) 岩手県北バス本社

■岩手県北バス・みちのりホールディングスの参画について

岩手県北バス・みちのりホールディングスのコメント

岩手県北バスおよびみちのりホールディングスは、ヘラルボニーの哲学に深く賛同し、その活動に敬意を抱いていました。このような背景から、今回、「ヘラルボニーバス」という形でコラボレーションできたことは光栄なことです。また、行先も移動の目的も異なる、さまざまな人々が乗合い、ふれあうのが路線バスですが、そのような多様性を前提にした“優しい”移動手段であることという路線バス本来の役割や特性を再確認し共有したものを「ヘラルボニーバス」として実現しました。』

■作家紹介

作品名:「(無題)」

作家:工藤みどり

在籍:るんびにい美術館(岩手県花巻市)

ある時はふわふわと、夢見るように周囲の誰かに笑顔で話しかけていたり。またある時は、一人自分の内側の世界に深く意識を沈めていたり。工藤のまなざしは、彼女の心だけに映る何かを追いかけてたゆたう。 心を満たす幸福なイメージが浮かぶのか。それとも痛みや悲しみを心に映さないようにするためなのか。それとも。工藤の制作は、瞑想から生み出されるような果てしなさがある。自分が今なにかを作り出しているという意識はあるのだろうかーー。彼女が描く時、縫う時、あるいはよくわからない「なにか」をしている時。ふとそんな疑問を感じさせる、不思議な空気が彼女の制作には漂っている。

■運行開始日

10月10日(火)

盛岡市内〜近郊市町村への路線バスとして運行を開始いたします。

■平日運行ダイヤ

  • 盛岡バスセンター3番のりば(7:20発) → 沼宮内営業所(8:50着)
  • 沼宮内営営業所(10:10発) → 盛岡バスセンター(11:35着)
  • 盛岡バスセンター4番のりば(13:30発) → 松川温温泉(15:32着)
  • 松川温泉(16:20発) → 盛岡バスセンター(18:21着)

※上記が平日運行ダイヤとなる予定ですが、車両点検、車両配置替等により今後変更となる場合があります

【使用方法】

県北バスロケーションシステム→車両指定→ヘラルボニーバスを選択

■盛岡バスセンター年間利用者数について

  • 期間:2022年10月~2023年9月
  • 推計方法:盛岡市から提供されたデータを基に盛岡ローカルハブ㈱が推計。

 

■協力パートナー

Photo:菅原結衣

Paper Parade Inc.

株式会社ケイエムアドシステム

 

■ヘラルボニー

Business Produce:中山大地

Creative Planner :丹野晋太郎

Class Planner:山本しずく

Public Relations:矢野智美