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News Release
25.Apr.2025

地元在住作家含む4名の作家が札幌の街並みを彩るJR TOWER NEXT ART PROJECT、4月25日より始動

異彩を放つアートが、札幌駅南口ウィンドウディスプレイを飾る

株式会社ヘラルボニー(以下、ヘラルボニー)は、札幌駅総合開発株式会社とともに「JR TOWER NEXT ART PROJECT 」の第1弾として4月25日(金)より札幌駅南口ウィンドウディスプレイに北海道在住の契約作家・安藤 明美氏を含むヘラルボニー契約作家4名の作品を展示いたします。本展示では創造性溢れるアート作品を通じて、多様性あふれる空間を来訪者へお届けします。第1弾は4月25日から8月21日まで、第2弾・第3弾も4ヶ月ごとに開催し1年間で合計9作品を展示。季節ごとに新たな作品が登場し、札幌駅南口広場を彩る景色が移ろいながら、1年を通して訪れるたびに作品展示をお楽しみいただけます。ぜひ異彩のアート作品が届ける新たな体験をお楽しみください。

JR TOWER NEXT ART PROJECTとは

JRタワーが開業当初から取り組んできた「JR TOWER ART PROJECT」。開業から22年経過したいま、改めてJRタワーにとってのアートを捉えなおし、更なる進化を目指して始動したのが、「JR TOWER NEXT ART PROJECT」です。このプロジェクトでは、ショッピングやグルメだけではなくアートもある、人々の思い出や生活に寄り添う存在でありたいという、これまでの取り組みを通じて掲げていたJRタワーの想いを改めて打ち出していき、訪れるすべての方々に、ワクワクや楽しみを提供することを目指しています。

展示情報

◾️展示場所
札幌駅南口 ウィンドウディスプレイ

 

◾️住所

〒060‑0005
北海道札幌市中央区北5条西2丁目5番地 JRタワー 南口壁面
※2003年のJRタワー開業以来、JRタワーとお客様とのコミュニケーションの入口として、多彩なアート作品を常設・季節展示してきたスペースです。

 

◾️展示期間

・第1弾:2025年4月25日(金)~ 8月21日(木)
・第2弾:2025年8月22日(金)~ 12月25日(木)
・第3弾:2025年12月26日(金)~ 2026年4月24日(木)

※展示期間は予告なく変更する場合がございますのでご了承ください。

 

◾️アクセス
駅前通りから札幌駅に向かって建物の正面にあるウインドウディスプレイに展示されています。

展示イメージ

展示イメージ

展示イメージ

展示イメージ

JR TOWER NEXT ART PROJECTが目指す共創社会

札幌駅総合開発株式会社 取締役 小幡 隆三氏よりメッセージ
JRタワーは開業以来、アートを「都市の記憶装置」と捉え、空間に彩りを添えてきました。社会やライフスタイルが大きく変化する今、私たち自身もアートとの向き合い方を見直す時期に来ていると感じています。そうした想いのもと、「JR TOWER NEXT ART PROJECT」を始動いたしました。これからもアートの力を通じて、新たな視点や発見を提供する場づくりに挑戦してまいります。

起用作品・作家

・作品名「無題」

 

・作家名:安藤 明美 / Akemi Ando 愛灯学園(北海道)

1971年生まれ。おしゃべり大好きな彼女。旅行、ケーキ、じゃらん、きよたさん、とくちゃん、ひなちゃん…朝から話したいことは止まりません。昨年始めた水彩画と、昔からのペン画、どちらも楽しんでいます。伝えたいことを文字で書いたかと思うエバ、それを覆う勢いで紙を隅々まで塗りつぶします。光の画家、安藤明美の作品を楽しんでください。

・作品名:「おりがみ」

・作家名:八重樫道代 / Michiyo Yaegashi るんびにい美術館(岩手県)

水性ブラシマーカーを用い、躍動に満ちた色彩ひしめく緻密な画面を生み出す。 初めて「自分の絵」を描き始めたのは19歳の時。 以来堰を切ったように作品を次々と生み出していった。その後体調を崩し、一時は制作も途絶えたが、数年の時を経て描画を再開。かつての画風とは大きく異なるが、表情豊かな絵を少しずつ描いている。

・作品名:「ハイビスカス」

 

・作家名:福井将宏 / Masahiro Fukui アートスペースからふる(鳥取県)

モチーフを見ながらアクリル絵具で描くというのが彼の制作スタイル。長年花をモチーフに描いており、近年は一つの花にこだわり何か月も同じ花を描き続けることがある。色や形を単純化して構成する画面の構成力も魅力である。太筆で描き進める作品は、愛らしく、見る人を優しい世界へ連れて行く。一方、マジックペンで大胆に表現されるオリジナルの「福井フォント」が使われた作品は凛然とした雰囲気を纏い、見るひとの目を惑わせる。

・作品名:「タイトル不明」

・作家名:中尾涼 / Ryo Nakao やまなみ工房(滋賀県)

1998年生まれ 滋賀県在住 2017年から『やまなみ工房』に在籍 元々は紙を切って大好きな扇風機のプロペラ作っては眺めることが好きだった彼だが、職員の書く字を真似たり、窓に指で文字をなぞられたりする様子から、英字新聞をお渡しすると画用紙に模写されたことが絵画に取り組まれるきっかけとなった。英字の他数字の作品も多く、描かれるときは、一切の迷いや躊躇は無く、あっという間に描き終えられ、勢いや力強さが英字や数字の書体にも表れている。文字は色を変えて筆やペン、時には指を用いて何度も上からなぞられることが多く、より作品に深みをもたらしている。最近は文字だけでなく、人物や自分の好きなものを絵にされる作品も生まれ、クールな作風と合わせて彼独特の感性が作品にも反映されている。

<STAFF>
プランナー:丹野 晋太郎(ヘラルボニー)
ビジネスプロデューサー:伊藤 琢真(ヘラルボニー)
クリエイティブディレクター:守田篤史(株式会社ペーパーパレード)