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News Release
06.Mar.2025

東京モノレールとJALがヘラルボニーと描く新しい旅のカタチ。3月より天王洲アイル駅構内に彩りを添えるアートが登場

異彩を放つアート作品が、旅のひとときを特別な体験へと変える。

株式会社ヘラルボニー(以下、ヘラルボニー)と日本航空株式会社(以下、JAL)、東京モノレール株式会社(以下、東京モノレール)は初の共創の取り組みとして、東京モノレール 天王洲アイル駅構内をアートで彩るプロジェクトを3月1日(土)より開始いたしました。今回、HERALBONY Art Prize 2024 「JR東日本賞」受賞作家・岩瀬 俊一氏、「JAL賞」受賞作家・水上 詩楽氏の2名の作品を起用しています。羽田空港を拠点とする東京モノレールの駅がアートを纏い新たな空間へと生まれ変わり、移動の時間に豊かな彩りを提供します。

共創の背景

東京モノレール、JAL、ヘラルボニーは、多様性(DE&I)を尊重し、誰もがありのままに輝く社会の実現を目指してきました。今回の取り組みでは、JR東日本、JALが協賛として参画した、ヘラルボニーが主催する初の国際アートアワード HERALBONY Art Prize 2024の受賞作品を起用し、移動のひとときに新しい出会いと体験を生み出すことを目指しています。アート作品を通じて、移動するすべての人に特別なひとときを提供し、新しい価値観との出会いを生み出す機会を創出したいと考えています。

 

東京モノレール、JAL、ヘラルボニーの三社が共創することで、アートの持つ力を最大限に引き出し、移動の中に多様な価値観を溶け込ませます。今回の取り組みから、旅や日常の移動がより豊かな時間となることを願っています。

※DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)とは 

「多様性:Diversity」、「公正性:Equity」、「包含性:Inclusion」の頭文字から成る言葉。性別、年齢、国籍、障害の有無、価値観などが異なる多様な人たちが互いを尊重しあい、一人ひとりが活きる環境を実現するという考え方。

東京モノレールとJALで出会う新しいアート体験

移動のひとときにふと目にするアートが、新しい価値観との出会いのきっかけとなり、日常の風景に彩りを添えられたら──そんな想いが込められています。東京モノレールやJALをご利用の際は、ぜひ東京モノレール 天王洲アイル駅に広がるアート作品をお楽しみください。

 

アート作品の掲示場所は以下の通りです。

▶︎掲示場所:東京モノレール 天王洲アイル駅 上り・下りホーム可動柵、東京モノレール車両内 中づり案内ポスター

※本プロジェクトは、2025年5月末日までを予定しています。

今後も誰もがありのまま輝くことができる社会の実現に向け、日常・非日常のさまざまな場面において、多様な価値観との出会いを創出していきます。

起用作品・作家紹介

  • HERALBONY Art Prize 2024 「JR東日本賞」
    受賞作品作品名:「インドネシアの影絵」

作家名:岩瀬 俊一 / Shunichi Iwase

やまなみ工房(滋賀県)

1973生まれ、滋賀県在住。2008年から『やまなみ工房』に在籍 ペンを用いて人物や動物等、モチーフが決まると彼独自の視点で余白を余すことなく、紙面全てにゆっくりと描きこんでいく。彼の内向的で真面目な性格が作品にも反映され描く線の一つひとつがとても丁寧で、まるで細い糸が絡み合っているかのように繊細に描かれる。日常では、ほとんど言葉も発することなく意見を求めても、顔を赤らめながら、か細い声で一言口にする程度しかない彼の作品からは、内に秘めた思い全てが放出され、訴えかける力強さに満ち溢れている。彼もまた自己を表現する術を作品制作に見出した1人であり、これからも彼の世界観は大きく広がっていくだろう。

  • HERALBONY Art Prize 2024 「JAL賞」
    受賞作品
    作品名:「タイトル不明」

作家名:水上 詩楽 / Shigaku Mizukami

やまなみ工房(滋賀県)

様々な色でいくつも描かれた扇形と点の模様。複数の扇形を小さいほうから順に重ねながら描いていき、その上に溝引き棒で3列の点を打つ。気持ちが穏やかな時ほど、きれいな筆使いで整列された点になる。はたして、イメージしているものがあるのか、それとも動きを楽しんでいるのか。一体全体、何を感じて描いているのかは彼にしか分からない。自室の壁紙は四方八方どこを見ても自身が描いたロゴやアニメキャラクターで埋め尽くされている。

<STAFF>

ビジネスプロデューサー:室 雅子(ヘラルボニー)

プロジェクトディレクター:吹田奈穂子(ヘラルボニー)

プランナー:大門倫子、阿部麗実(ヘラルボニー)

グラフィックデザイン:オダ ヒロト(株式会社SOJI)