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News Release
20.Nov.2024

ヘラルボニー、体感でDE&Iを本質的に学ぶ企業派遣型プログラム「インクルーシブ・アカデミア」を開講

第1期生募集開始、11月29日(金)11時よりオンライン説明会開催

株式会社ヘラルボニー(以下、ヘラルボニー)は、組織のDE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)を深く理解し推進するための「DIVERSESSION PROGRAM(ダイバーセッション・プログラム)」を提供してきました。ローンチから約1年、多くの企業から高い評価を得る一方で、DE&Iが義務感や使命感に留まり、従業員が自分ごと化できていない課題が浮き彫りになっています。こうした課題を根本から解決するため、インクルーシブ・アカデミア「DEEP DIVERSESSION」を開講します。

※DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)とは
「多様性:Diversity」、「公正性:Equity」、「包含性:Inclusion」の頭文字から成る言葉。性別、年齢、国籍、障害の有無、価値観などが異なる多様な人たちが互いを尊重しあい、一人ひとりが活きる環境を実現するという考え方

インクルーシブ・アカデミア「DEEP DIVERSESSION」とは

ヘラルボニーが提供する「インクルーシブ・アカデミア『DEEP DIVERSESSION』」は、組織のDE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)を本質的に理解し、推進するための体験型学習プログラムです。本プログラムは、多様性推進の現場で浮き彫りになっている「義務感や使命感に頼ったアプローチ」や「従業員が自分ごと化できていない」という課題の解決を目指します。体験型の学びと対話を通じて、DE&Iの本質的な理解を深めるだけでなく、実践的なアクションの実現を支援します。1年間にわたる「DIVERSESSION PROGRAM」の実績と、多くの企業との対話で得た知見をもとに構築された本プログラムには、以下の特徴があります。

①体感型プログラム

座学にとどまらず、ボードゲーム型ワークショップ、福祉施設訪問などを通じてDE&Iの本質を体感的に学びます。これにより、単なる「知識の習得」を超え、価値観そのものを揺さぶる学びの機会を提供します。

②講師陣と受講者との対話

業界の第一線で活躍する講師陣が参加者を伴走し、専門的な知識や洞察を共有します。また、同じ志を持つ多様なバックグラウンドの仲間たちと対話することで、視野・視座・視点を広げる機会が得られます。

③具体的アクションの伴走支援

対話を通じて各組織に適した具体的なDE&Iアクションを導き出し、その実現に向けたサポートを提供します。プログラム修了後も活用できる実践的な知識とスキルを身につけていただけます。

講座概要

【開催日時】 2025年1月9日(木)開講 全6回

【講義形式】 教室・オンライン ※オンラインはアーカイブあり

【受講定員】 25名

【お申込み条件】 企業からのお申込みのみの受付となります。※企業に所属する方で個人申込ご希望の際は、問い合わせフォームよりご相談ください。

【料金】 450,000円(税抜)/ 一人 ※11月末までのお申込みで早割10%OFF適用

【料金に含まれるもの】
・軽食付ネットワーキング費用(2回)
・やまなみ工房訪問費用(ランチ・お茶菓子、京都駅からやまなみ工房までの交通費込)
・アートワークショップ画材代
・岩手ツアー費用 ※希望者のみ

【料金に含まれないもの】
・東京都内各会場までの交通費
・京都駅までの交通費
・盛岡駅までの交通費 ※卒業旅行希望者のみ

【受講のご案内と注意事項】
受講にあたっての連絡事項は原則、開講前にお送りする事務局からのメールをご確認ください。

事前申込

・お申込み期間:2024年12月20日(金)まで

お申し込み詳細は特設サイトをご確認ください。

https://diversession.heralbony.jp/academia

説明会開催

・日時:2024年11月29日(金)11:00~12:00 (途中退出可)

・場所: Zoomウェビナー

・登壇者:株式会社ヘラルボニー 神 紀子

説明会の詳細は以下をご覧ください。

https://peatix.com/event/4205370/view

 

開講によせるコメント

プログラム開発者

ウェルフェア事業部 シニアマネージャー|株式会社ヘラルボニー

神 紀子 / Noriko Jin

「DIVERSESSION PROGRAM」が始まって1年。多くの企業の皆さまと対話を重ねる中で、多様性が単なる”キーワード”として独り歩きしていないか、またはDE&Iが義務として捉えられているのではないか、といった課題を肌で感じてきました。一方で、ボードゲーム型ワークショップによるマイノリティ体験や福祉施設訪問での出逢いを通じ、受講者が価値観の大きな転換を経験する素晴らしい瞬間にも数多く立ち会ってきました。

私は、DE&I推進には唯一無二の”正解”は存在しないのではないかと感じています。だからこそ、それぞれの組織が独自のアプローチを見つけ出せるような場を提供したいと考えています。共に問いを立て、対話を深めながら、各組織の「正解」を探求する。その試行錯誤のプロセスこそが、真のDE&I推進に繋がると信じています。本気でDE&Iに向き合いたい方、組織に根差したDE&Iを実現したい方、ぜひ「インクルーシブ・アカデミア」でお待ちしております。

 

ウェルフェア事業部 コンテンツクリエイター|株式会社ヘラルボニー

一般社団法人異言語Lab. 代表理事

菊永 ふみ / Fumi Kikunaga

DIVERSESSION PROGRAMは、自分の中にある「当たり前」を揺さぶられる特別な体験です。ボードゲーム型ワークショップでは、無意識のうちに持っているマジョリティの特権に気づき、福祉施設訪問では誰もがありのままでいられることの尊さを肌で感じます。

なにが”生きづらさ”を生み出しているのか。どうしたら一人一人が最大限に異彩を放つことができるのか。体験だからこそ得られる疑問や気づきが次々と生まれ、対話を重ねる中で、多様な社会の一員であることを改めて実感するかもしれません。

このDEEP DIVERSESSIONを通じて、「社会の新しい当たり前」へのアップデートを共に体験し、ちがいをリスペクトし合える未来を一緒に築いていけることを心から楽しみにしています。

ゲスト講師|るんびにい美術館 アートディレクター

しゃかいのくすり研究所代表

板垣 崇志 / Takashi Itagaki

私たちすべての人間にとって、「異質でない他者」は存在しません。その異質さが、時にシナジー的な創造性の積算となり、時にお互いの存在を脅かす脅威にもなります。私たちはお互いの異質さを頼り、また怖れ、そのせめぎ合いの中でこの社会を形づくってきました。

多様性とは、「私たち相互の異質さ」です。多様性の肯定とは、私たち一人ひとりへの肯定です。私たち自身が肯定される社会、組織から、創造性を引き出す。そのマネジメントは、抽象的な理念やスローガンからではなく、実在する私たち一人ひとりの出会いと、互いの異質さに対するリテラシーの向上によって実現されます。

私たちを肯定するという、私たちの挑戦を共に。「インクルーシブ・アカデミア」で、異質なあなたと出会い、対話させていただけることを楽しみにしています。