BRAND
異彩作家の強烈なアイデンティティから生まれたアート。それらが生きる表現を追求したプロダクトを通じて、社会に新しい文化をつくるブランドです。
ミッション
知的障害。
その、ひとくくりの言葉のなかにも、
無数の個性がある。
豊かな感性、繊細な手先、大胆な発想、
研ぎ澄まされた集中力……
“普通”じゃない、ということ。
それは同時に、可能性だと思う。
私たちは、この世界を隔てる、
先入観や常識という名のボーダーを超える。
そして、さまざまな「異彩」を、
さまざまな形で社会に送り届け、
福祉を起点に新たな文化をつくりだしていく。
ストーリー
「ヘラルボニー 」という聞き覚えのない単語は、
自閉症の兄・翔太が7歳のころ自由帳に記した言葉です。
検索してもヒット数は0件。
本人に聞いても「わからない!」の一点張り。
でも兄にとっては、耳心地がよかったのか、字面が好きだったのか、
魅力を感じる何かをきっと、そこに見出していたと思うのです。
ヘラルボニーという社名には、一見意味がないとされるものを
「価値あるもの」として魅せていきたいという思いが込められています。
取り組む社会課題
障害のある方は世界に13億人いると言われています。
それは、世界人口の約15%近くです。
そして、日本国内の88.5%の人々が障害のある方に対して
差別や偏見があると思うと認識しているというデータがあります。
ヘラルボニーは、異彩作家のアートを通じて、
社会側に根付く障害に対するネガティブなイメージを根本から変えていきます。
バリュー
へラルボニーの事業や組織が成長を遂げられるのは、自分たちの力によるものではありません。
作家、作家の親御さん、福祉施設の職員のみなさんをはじめとした、周囲の力で成り立っています。
何のためにへラルボニーを起業したのか。どんな社会をつくるために存在しているのか。
「誠実謙虚」という創業当初の姿勢を忘れず事業や組織に向き合うことを、私たちは一番大切にしています。
海外挑戦
界規模のスタートアップ集積施設「Station F」に拠点を構え、事業展開をしていく。フランスではBtoB事業のライセンスビジネスを主軸として、欧州の現地企業との協業を目指していきます。現地の福祉施設などを通じて、新たに海外のアーティストとの契約締結に向けた取り組みも推進します。2024年9月には、パリ・ファッションウィーク(ウィメンズ)の期間に合わせ、パリのアートギャラリー「Galerie Christian Berst」で、「HERALBONY」初の海外展示会を開催しました。
事業
異彩作家の強烈なアイデンティティから生まれたアート。それらが生きる表現を追求したプロダクトを通じて、社会に新しい文化をつくるブランドです。
わたしたちは、契約作家が描く異彩あふれるアートとクリエイティブを通じて、企業やブランドがさらに愛され、選ばれるための企画・プロデュースをしています。
プレゼンテーション
2023年、TED KYOTOにて代表の松田 崇弥、文登がプレゼンテーションを行いました。
ヘラルボニーの想いが詰まった15分のプレゼンテーションをご覧ください。
参考記事